先日レジ袋の有料化・義務化という日本のニュースを見ました。
ご存知の方も多いと思いますがドイツを含む欧州諸国ではレジ袋は有料です。
フランスではいわゆる使い捨てのレジ袋は全面廃止なんだとか。
子どもからお年寄りまで買い物にマイバッグの持参は常識で、さらにオーガニックなど素材にこだわったエコバッグも広く浸透しています。
EUではレジ袋の消費を徐々に減らすのを目標とした取り決めがなされレジ袋の有料化または廃止・課税化が進められたのですが、ドイツにおいては元々のレジ袋消費が他国の三分の一ほどでだったのだそう。
確かにここではレジ袋が有料だから使わないというより、無料であっても使わないという傾向が高いような? そんな気がします。
ドイツ人の「再利用・リサイクル」に対する意識の高さには感心するばかり。
エコバッグで今すぐ始められるドイツ流エコライフ、みなさんも取り入れてみませんか?
ドイツの人気テューテ
エコバッグ(ドイツ語ではテューテといいます)にはデザイナーズブランドなどのやや高級なものからスーパーやドラッグストアのオリジナルものまで多種多様なものがあり形や素材、値段もさまざま。
その中でもっともポピュラーなのがコットン製のシンプルな手提げ袋。
肩にかけられるやや長めの持ち手が主流です。
当店ではスーパーやショップのオリジナルバッグを中心にドイツらしい小粋なバッグを紹介していきたいと思います。
こちらはほんの一例:
「お土産屋さんのエコバッグ」
ご当地系のエコバッグで、いろんなドイツの都市のバージョンがあります。
だいたいどれも生成りの生地に茶色いプリントが主流のようです。
「ドイツの本屋さんのオリジナルエコバッグ」
アンティークの本の1ページを抜き出したかのようなプリントが独特ですね。
このバッグは使っている人を本当によく見かけます。
「カラーいろいろドラッグストアDM」
季節ごとに色が変わるので、いろんな色のものを集めて使うのもいいですね。
当店でもピンク、黄色などを過去に取り扱っていました。
「オーガニックスーパーDENNSのロゴ入りバッグ」
100%オーガニックコットンでできています。
こだわりのオーガニック素材や可愛いロゴ入りなど、日本にはないユニークなものがいっぱいで毎日の買い物が楽しくなること間違いなし!
縫製が甘いことが多々あるので仕入れの際にはしっかりチェックするようにしています。
テューテ使い方あれこれ
上着や読書中の本を入れたりなど、こちらの人はテューテを普段使いのサブバッグとして使っています。
あまりに自然すぎてスーパーのエコバッグってことを忘れてしまうほど。
食品を入れるにあたって気になるのが衛生面。
でもコットン製テューテなら大丈夫、ザブザブ洗濯ができちゃいます。
使い込むにつれてこなれた感が出てくるのもいい感じ。
ちょっとくたびれてきたかな?と思ったら靴袋や収納袋にしたりおもちゃバッグにしてベビーカーにひっかけたり。
買い物袋としての役目を終えてもまだまだ使えてエコ感もばっちりです。
最近では販促品や資料を自社エコバッグに入れて配布する企業や団体も増えてきました。
いくつあっても嬉しいテューテなのでとても良いアイデアだと思います。
けどなかにはサイズがイマイチだったり好みでないものも。
そんな時はトイレットペーパーや予備タオルを入れてバスルームにぶら下げたり、「とりあえず」の目隠し収納にしたりなどなんだかんだと使えるのです。
また大げさにラッピングするまでもないちょっとした贈り物や借りたものを返すのにちょうどいいのがテューテ。
比較的安価なものであれば気兼ねなく受け取れますし使ってもらえます。
余計なゴミを出さずに済むのでこれもまたエコですね。
日本人のお友達の間で本の貸し借りや子供服のお下がりを回したりするのですがそれも当然テューテ使用。
必需品です。
テューテリメイク?!
コットン製テューテ、とっておきな使い方といえばリメイク。
シンプルな手提げに紐を通して巾着やリュックにしちゃいます。
すでに袋状になっているのでリメイクも簡単!
テューテのリメイクは一般的ではないので息子に持たせると二度見されることもしばしば。
お気に入りテューテに出会ったらリメイク用に複数買いしてミニクッションや息子の通園グッズに変身させています。
ドイツのエコバッグ事情、いかがでしたか?
今回はコットン製テューテを中心にお話ししましたが、他のテューテも追って入荷していきますのでお店のチェックをよろしくお願いします。
他にもリメイクアイデアがありましたらぜひお知らせください。